DDR Memoryについて | パターン設計開発支援サイト
DDR Memoryについて
Double-Data-Rate Memory の事
通常の SDRAM はクロックの立ち上がりエッジでRead/Write するのに対して、
DDR Memory はクロックの両方のエッジで Read/Write します。
通常の SDRAM ではデータの最大周波数がクロックの半分だったのに対して、
DDR Memory ではデータとクロックの周波数が同じになります。
DDR Memory には、DDR1, DDR2, DDR3 とあり、現在の主流は DDR3 です。
データ処理の速度をどんどん高め、それによるエラーレート悪化を改善するために、
さまざまな手法が用いられており、主なものにプリフェッチがあります。
簡単に言うと "先読み機能" です。
DDR1 が2ビット、DDR2 が4ビット、DDR3 が8ビット・プリフェッチをします。
また、配線の高速信号化に合わせて、信号線が差動信号になってきています。
DDR については JEDEC で信号規格が定められています。
この先、DDR4 や Hybrid Memory Cube と言うものまで検討されてきており、
さらにハイスピード化が進んでいます。