第11回Cadvanceユーザ会
        TOPIX 

担当者メモ 

 

V5.1機能紹介(ポイント)

今回のバージョンアップは、操作性の向上とスピードアップを意識された内容になっている様に感じました。
これ以外にも機能紹介はございましたが、ポイントとなる点をご案内させていただきます。


1. αⅢ-Schema/CDM,αⅢ-FileMaster Ver5.1の機能紹介

・Windows 7対応
・回路図をネット毎に色分け出力(印刷)する事が可能になります。

2. αⅢ-Design/EyeDesign

・Windows 7対応
・表示領域のUNDO/REDO(画面表示を戻す事ができる。)
・処理スピードアップ(ステータス更新、部品移動、面処理、シルクカット等々)
・処理スピードダウン(ファイルオープン、画面再構築)

※操作中の動作スピードを優先させ、途中に割り込む処理をファイルオープン時
 に実施するため。

■その他

「テキスト入力時の確定方法変更」

現状、テキスト入力を行った後、必ず[ENTER]キーを押していましたが、この設定を変更
し[ENTER]を押さずに値を確定するモードが追加されました。



「表示領域のUNDO/REDO機能」や「テキスト入力時の確定」など実用的な改善で手間
が減るのではないでしょうか。リリースされましたら是非、お試しください。

 

MRC機能を活用したアートワーク設計の効率化と部品実装品質の向上

こちらはアートワークレベルでの改善となっております。
自社で開発されましたソフトウェアとYDC製のMRC(製造ルールチェック)を組み合わせ、独自のチェックツール
として運用されておられます。社内仕様のルールに則ったライブラリを使い、部品配置を行う事で設計の手戻り
を防ぐ事で設計期間の短縮化を実現されています。


■問題点
・設計仕様の異なるライブラリデータが混在してしまう。
・社内仕様に則ったライブラリ作成が出来ていない。
・実装工程を考慮した部品配置が出来ていない。

■改善点
CadvanceαⅢMRC機能と自社開発ソフトによるチェックツール(INDEX)の運用

・使用禁止シンボルの抽出実施
・設計情報テーブルの比較実施
・社内製造規格の見直し

 □改善効果
・部品配置の目視チェックから自動チェックによる工数の75%削減(4,000部品/基板)
・リアルタイムチェックにより後戻り工数の削減
・部品配置工程の部品確認チェック実施による不具合撲滅。

 

 

 

CDMを活用した回路図設計の効率化提案
   

 
回路設計者様が、シンボル作成と回路図作成をされており、効率悪いとお感じの会社様もいらっしゃるかと思います。今回発表されました以下のユーザ様は、シンボル名の命名規則を作成し、環境を整えることで設計効率アップに貢献されておられました。さらに「シンボル検索入力の手法」に切り替えされた事も大きな改善に繋がっておられます。


 ■問題点
・回路設計者がシンボルを作成しており、設計以外の工数が大幅に掛かる。
・作成されたシンボルは作成者によって名付け方がバラバラで汎用性に欠ける。
・シンボル形状に規定が無いため、形状が統一されず使い勝手が悪い。

 ■改善点
シンボルの環境整備とシンボル検索入力による設計効率アップ
・ライブラリ名の命名規則
・シンボル名の命名規則

 □改善効果
シンボル作成作業を標準化する事により、作成工数が削減しシンボル作成ミス
削減などの品質向上に繋がった。
回路設計者は、従来のインターネット、部品カタログの部品仕様確認から開放
される事で回路作成に集中できる環境となり、機能や性能から部品を抽出して
回路設計を行うことができる。

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