アート電子では、プリント基板の実装図面作成にダイナトロン様の部品実装支援システム「PC-MountCAM」というソフトウェアを使用し効率化を図っています。
「PC-MountCAM」の機能・特徴として
①ガーバーデータ、座標データ、部品表を読み込むことができます。
②仕様違いの製品の部品座標、部品表の差分が簡単に抽出できます。
③外観検査機に対応した検査用データの出力が可能です。
④SMD、DIP、未実装部品の色分けが可能です。
⑤リファレンス番号や型番から部品位置の検索、確認が可能です。 などがあります。
これらを利用し、
①基板全体の実装図作成
②各部品ごとの搭載位置(部品情報)図面作成
③実装指示書の作成
④外観検査機用データ作成
⑤実装仕様変更の内容確認
を行っています。
メリットとしては
①色分けが自動でできるため、手塗りが不要となり工数が短縮さ
れます。
②部品位置確認について、以前は座標データとガーバーデータの
図面を目視でしていましたが、座標データを取り込むことで検
索が可能になり大幅に短縮されます。
アート電子での使用実績としては導入後5年になり、年間700〜800
種のプリント基板の実装データ作成を行っています。
アート電子は「PC-MountCAM」の開発当初からダイナトロン様に協力
させていただき、販売代理店をしております。お気軽にお問い合わ せをお願いします。