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現在、プリント基板の製造用データのフォーマットとして
ガーバーデータが使用されています。 ガーバーデータには2種類のフォーマットがあります。 標準ガーバー(RS-274D)と拡張ガーバー(RS-274X)です。 拡張ガーバーは標準ガーバーの欠点を改善したもので、 日本で一般的に使用されているのは拡張ガーバーです。 ガーバーデータは各層のパターン、レジスト、シルクなどが
1レイヤーごとに1つのファイルとなっています。 どのファイルがどの層のデータであるかは別途連絡する必要が あります。
また、最近ではビルドアップ工法などにより基板構造が複雑に
なってきています。 複雑な層構成になると別途指示書で説明する必要があります。
ガーバーフォーマットに替わる技術として「ODB++」があります。
「ODB++」はプリント基板の設計・製造・実装などの情報を統合した フォーマットです。
2012年2月27日、
ODB++ Solutions Alliance」設立が発表されました。 
世界では「ODB++」に移行しており、日本でも今後広まっていくもの と考えられます。 現状、CADVANCEはI/Fがオプションとしてリリースされています。 CR-5000はRev.15.0でI/Fをリリースし正式にサポートする予定です。

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