
ドライバ側の信号が同じでもドライバとレシーバの間の距離によってレシーバ側にある信号挙動が違います。 1cm長を伝送されたレシーバ信号はドライバ側とほとんど 同じで区別付かないほどです。 同じソース信号が20cm長のレシーバ側に強いアンダー& オーバーシュットの信号特性を持ちます。このような信号挙 動は信号の伝送時間によるものです。伝送線路の長さによっ て反射が発生し、レシーバ側に付加されます。 結論として高速信号特性を得るための条件は信号の伝送 時 間が信号上昇時間よりもっと短いことです。 ちなみに信号伝送のスピード
v=c/(εr)1/2 c ---- 光速 εr ---- 伝送媒体の比誘電率
アート電子はこのような伝送線理論を駆使して高速信号 基板のパターン設計を行なっています。