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①ISO14001の要求事項は仕様(スペック) 52の要求事項と、この要求事項を合わせた 17項目から成り立っています。
②環境マネジメント文書は仕様に基づいて業務活動や 事業活動を記述します。 ISO14001は仕様に基づいて書かなければ、認証取得は出来ません。文書化を要求されている 要求事項は多くありませんが、ISO9000シリーズ を作った場合は文書化の量が多くなる傾向に あります。実際には方針書を書いたマニュアルと、 そのマニュアルを実現する手順書で構成されている ケースが多い傾向にあります。手順書は、マニュアルの 内容を理解した上で、実際に作業を行う作業者 が記載し、訂正する方法がベストであります。
③環境マネジメントシステム(EMS)は経営システムの一部 EMSは担当者がマニュアルや手順書を管理して終わり   と言う企業が多いです。同様に、EMSを導入して  文書管理を実行するメンバーが増えた事例もよく 聞くことがあります。しかし、EMSは本来経営 システムを、一人一人が行っている業務を環境と 言う視点から見て、ムリ、ムダ、ムラを無くす為の 継続的な変革や改善を意識し、実践をして行く ものであります。EMSを導入すれば、企業体質が  強化され、生産効率が向上することが本来の姿で  あります。将来、労働安全衛生マネジメントシステムが 制定された場合でも、労働安全衛生と言う視点 から見て、同様のことを実践すれば問題は ありません。環境と言う視点を産業廃棄物の処理  と言う狭い範囲で見ている企業も多く見受け られますが、環境の視点を広く見ておけば、将来  労働安全衛生で実行する事項は少なくて済むと思います。 

■環境マネジメントシステムの構築   一般的な構築の手順を記載します。

   ①トップ・ダウンと経営層の方針表明
   ②環境推進チームの編成
   ③EMS構築に必要な規格の準備
   ④実行組織の確立
   ⑤ISO14001規格の内容理解
   ⑥初期影響評価の実行
   ⑦環境影響評価の実行
   ⑧著しい環境側面を決定する
   ⑨環境方針の策定
   ⑩目的・目標及び環境マネジメントプログラムの作成
   ⑪環境マネジメントシステムの作成(文書化)
   ⑫EMSの実践、運用開始
   ⑬内部環境監査の実施
   ⑭マネジメントレビユー(経営層に依る見直し)
   ⑮継続的改善の実施
  重要なことはあくまでも『トップ・ダウン』で 実行すること。

弊社も環境ISO14001の認証を2011年に取得し 今年外部認証機関の監査を受け無事認証を 更新をすることが出来ました。 上記記載内容に基づき、今期の環境計画を立案し全社一丸となって環境マネジメントシステムに取り組ん でおります。

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