●月末にリリース予定のCADVANCE Ver7.1情報です。 今回はαⅢ Schemaに関する情報をお届けします。 ・ルール定義の連携追加(ネットリスト) ⇒回路図に設定したルール定義(プロパティマネージャ設定)をCADVANCE ネットリスト経由でDesignに渡すことができます。 ネットリスト出力時に、対象とするDesignバージョンを“Ver. 7.1 以降”とすることで、 CADVANCE ネットリストにルール定義を含めて出力することができます。
・DRC個別設定
⇒マスターDRC 設定は、マスターレイヤー設定同様、以前まではマシンごとの設定となっておりましたが、 グループ単位、ユーザー単位での設定を行うことができるようになります。 グループ単位での運用を行う場合はユーザー単位での編集を禁止することができます。 また、CDM(設計部品統合管理システム)関連の機能が大幅に強化されています。
●前回のVer6では主に以下の機能が追加になっています。
・NET Framework 4.0 対応 ⇒マルチコアのCPUを使用している場合は、このバージョン以降を使用頂くことでレスポンスの向上が見込めます。
・64bitOS対応
⇒64bitOSに動作対応致しました。
・プロパティマネージャー機能追加
⇒αⅢ-Designによる基板設計で使用されるルール定義を、αⅢ-Schema を使って作成/編集することができます。
これにより、回路設計段階で回路設計者が基板設計のルール定義を行うことができるようになりました。
・DRC サプレス
⇒DRCで検出されたエラー、警告の内容が問題ない場合に、その箇所を抑制(サプレス)することができます。
この機会に是非新しくなったCADVANCEをご検討ください。
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