SimPRESSOはCAEによる事前予測によりテスト回数の低減とより良い条件出しを実現できます。
CAEとは【Computer Aided Engineering】の頭文字でコンピュータ技術を活用して
製品の設計、製造や工程設計の事前検討の支援を行うこと、またはそれを行うツールです。
具体的には、製品の設計支援システムや、設計した製品のモデルを使って強度や耐熱性などの
特性を計算する解析システム、製品の機能や性能を確認するためのシミュレーションシステムの事です。
CAEの作業のフローは、以下の順番で行われます。
1.解析する現象を予測し、解析内容を決定する
2.解析条件の整理
3.必要なデータの収集、CADで作成
4.プリプロセッサにて、解析用データを作成
5.ソルバーを実行して、シミュレーションを行う
6.ポストプロセッサにて結果を分析
SimPRESSOはシナリオ(手順)に従ったオペレーションで、解析初心者でも簡単に解析が行え
以下の様な解析を行い対策することで基板・部品の寿命を延ばす事ができます。
①基板温度サイクル解析
温度サイクル試験による、実装基板の熱歪みを予測する解析です。
変位/ミーゼス応力/塑性歪みのフリンジ図を確認することにより
はんだバンプに蓄積されるダメージを予測する事ができます。
②リフロー炉伝熱解析
リフロー炉内を搬送される実装基板の温度分布を予測する解析です。
炉の条件を選択するだけで、時系列で変化する対流熱伝達、放射の影響も考慮して解析を行い
各時刻での温度/ピーク温度/耐熱超過温度のフリンジ図や着目点の時系列グラフが確認できます。
③基板応力解析
外力や自重による実装基板の応力を予測する解析です。
変位/ミーゼス応力/塑性歪みのフリンジ図を確認することにより
基板破損の危険度、結合部の負荷状況を確認することができます。
④基板発熱・変形解析
稼働時の部品発熱による実装基板の温度分布や熱変形を予測する解析です。
温度/変位/ミーゼス応力/塑性歪みを確認することにより、熱源の分散配置や
レイアウトの放熱効果などを事前評価する事ができます。
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