■最近、環境の変化で他社様で作成をされていた、インピーダンス測定有の基板のご依頼をいただくことがあります。 ご依頼をいただいている中で、注意しなければいけない点がございます。
それは、単純に基板メーカー様を変更できないということです。 インピーダンス測定有の基板製作で 気をつけなければいけないことは下記になります。
①層構成で線幅が決定するため、 基板を製作する基板メーカーと、 層構成と線幅をすり合わせする必要があります。
②インピーダンスの製品を作成する場合、 インピーダンスを「測定する」または「測定しない」方法があります。
また、測定する場合は、下記の方法がございます。
①測定値が公差内であることを保証する。
②測定値が公差内であることを保証しない。
上記のどのパターンで基板を作成するかで、 「基板単価」・基板製作に必要な「イニシャル費用」が変動します。 ※公差内であることを保証する↓ テストクーポンを設けて、インピーダンスを測定して、 公差内に納まっているもののみ納品する。
③今まで他社様で作成されていた製品を、お受けするときは、 下記を確認させていただいております。
①層構成(対応可能か確認致します)
②どのラインが何Ωの値になるのか。 また、公差を確認いたします。
また、当社で設計からお受けさせて頂く場合は、 設計の段階から、基板メーカー様と打合せさせていただき、設計をさせていただいております。
現在、抱えている課題がございましたら、お声をかけてください。