■EMC対策の部品の選択(コンデンサ編)
受動部品は寄生的な抵抗、容量、そしてインダクタンスを含んでいる。
EMC問題が発生する高周波領域では、これらの寄生成分が問題となり、 その部品が異なった挙動を示す。
例えば、 高周波領域において、
コンデンサは、その内部やリードのインダクタンスによって共振を起こし、
最初の共振点より上の周波数領域では主に誘導性のインピーダンスを持つ。
コンデンサに関しては、これらの寄生成分が小さく、より高い周波数まで、
最良の高周波性能を持つ、表面実装セラミック・コンデンサが
EMC対策のために推奨される。


- TTL とCMOS 回路のインタフェース
- マイコンやFPGAでI/O電圧が3.3V時の注意点
- マイコン、FPGA、インターフェースIC等で,I/O電圧が異なる時の対処法①
- マイコン、FPGA、インターフェースIC等で、I/O電圧が異なる時の対処法②
- EMC のためのコンポーネントの選択
- EMC対策の部品の選択(抵抗編)
- EMC対策の部品の選択(コンデンサ編)
- EMC対策のデジタル回路の設計(1)
- EMC対策のデジタル回路の設計(2)
- 「SI」、「PI」とは
- スイッチング電源によるノイズ問題
- 電子部品で取扱う波形の性質
- LVDSについて
- デジタルICの電源ノイズとデカップリング回路の必要性(1)
- デジタルICの電源ノイズとデカップリング回路の必要性(2)
- デジタルICの電源ノイズとデカップリング回路の必要性(3)
- デジタルICの電源ノイズとデカップリング回路の必要性(4)
- 分布定数回路の必要性
- 伝送ラインの等価回路(l<<λ)
- sin波形
- 終端処理
- プロービングとテストピン
- 回路設計者と難燃性
- 基板レイアウトと熱
- 様々なインターフェースを使いこなすには
- バス・インターフェースの選び方
- 汎用深堀① チップ抵抗 前編
- 汎用深堀② チップ抵抗 後編