■EMC対策の部品の選択(コンデンサ編)
受動部品は寄生的な抵抗、容量、そしてインダクタンスを含んでいる。
EMC問題が発生する高周波領域では、これらの寄生成分が問題となり、 その部品が異なった挙動を示す。
例えば、 高周波領域において、
コンデンサは、その内部やリードのインダクタンスによって共振を起こし、
最初の共振点より上の周波数領域では主に誘導性のインピーダンスを持つ。  
コンデンサに関しては、これらの寄生成分が小さく、より高い周波数まで、
最良の高周波性能を持つ、表面実装セラミック・コンデンサが 
EMC対策のために推奨される。
 
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