デジタルICの電源ノイズとデカップリング回路の必要性 (3) | パターン設計開発支援サイト

デカップリング回路として、コンデンサはノイズをGNDに落とす働きをします。

コンデンサには、容量(C)の他に寄生抵抗(ESR)及び寄生インダクタ(ESL)が有ります。

コンデンサのインピーダンスはCとESLの共振周波数f0=1/(2π(C・ESL)^0.5)

で最小となるV字型の周波数特性となります。

ノイズをGNDに落とす為には、インピーダンスは低くする必要が有りますが、

V字型の特性の為、一つのコンデンサでは、狭い周波数範囲しか対応が出来ません。

ノイズ周波数が特定出来れば、周波数に合った、容量を選定する事が大事です。

広い周波数範囲に対応する為、容量の違うコンデンサを組み合わせる事も有ります。

仮に容量が0.01,0.1,10μFを並列にした場合は、図1のように、範囲を広げる事が可能となります。

図1_0301.jpg
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