マイコン、FPGA、インターフェースIC等で,I/O電圧が異なる時の対処法① | パターン設計開発支援サイト
マイコン、FPGA、インターフェースIC等で,I/O電圧が異なる時の対処法①
5Vトレラント機能やレベル変換機能が内蔵されているバス・
バッファICを使用する。
5トレラント機能:
トレラントとは「抵抗力のある」という意味です。
電源電圧の異なるIC(この場合、5Vデバイス)との接続を 可能にする内部I/Oバッファの特性。
たとえば3.3V動作ICでは、
入力の絶対最大定格の最大値が「3.3V+α」の為、
5Vデバイスからのハイ・レベル入力は、これを越えるため
許容できません。
5トレラント機能が有る場合は、
電源電圧に関係なく5.5V程度まで入力が可能な為、
電源電圧3.3Vの場合、5Vから3.3Vに変換できます。
レベル変換機能:
2系統の電源電圧入力を持ち、
この入力に異なる電源電圧を接続する事で、
レベル変換を行う事が出来る特性。
例えば、 入力側は5Vで、出力側は3.3Vの場合。
入力側の電源電圧を5Vに接続し、出力側の電源電圧を
3.3V接続することによって、
5Vから3.3Vにレベル変換を行う事が可能となります。
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