UL規格 | パターン設計開発支援サイト
■UL
ULは、Underwriters Laboratories Inc の略で、アメリカの第三者認証機関であり、
1894年アメリカ合衆国デラウェア州法によって、非営利団体として設立された。
火災、盗難その他の事故から、人命・財産を保護する為の研究、試験、検査、
マネジメント審査などを行うことを業務としており、「公共の安全」(Public Safety)を
モットーにして活動している。
ULはアメリカの国家機関ではなく、民間機関であり、115年の歴史を有する
第三者の認証試験期間で、アメリカのシカゴ近くのノースブルックに本部がある。
安全を確認する試験所がアメリカのみならず欧州やアジアなどにも存在する。
■UL規格
ULが策定した安全規格にUL規格がある。市場で消費者が安全に使用できるように、
その安全基準を策定するとともに、その安全基準にしたがって、適合性も確認している。
最終製品から部品・材料に至るまで1,362件(2008年現在)の安全規格がある。
その代表的なULを下記に記す。
・UL746E 銅張積層板
・UL746F フレキシブル銅張板
・UL796 プリント配線板
・UL796F フレキシブルプリント配線板
プラスチック材料に関するUL規格は、主に UL94、UL746、UL746E、UL746F、
UL796、UL796Fなどがある。
UL94 はプラスチック材料の燃焼性の規格であり、UL746 はプラスチックの
基本特性の評価規格で、UL746E が銅張積層板に関して、
UL746Fがフレキシブル銅張板、UL796がリジットプリント配線板、
UL796Fがフレキシブルプリント配線板に関する規格となる。


- 直角配線
- ベタとの配線バランス
- 部品極性シルク
- リターンパス
- GNDプレーン分断
- パスコンの配置
- ICの下はできるだけグランドを入れる
- T分岐配線を避ける
- シルク文字の配置
- Vカットライン付近のシルク
- 部品パッド-ビア間のレジスト間隔
- スルーホール接続の鋭角パターン
- フォトカプラの配線
- VR(可変抵抗)の配線
- トップビュー/ボトムビュー①
- トップビュー/ボトムビュー②
- 円形基板の面付け
- 電解コンデンサの部品サイズ
- 部品パッケージ
- 電流に対してのパターン幅
- 基板認識マークの位置
- ミシン目と部品の位置
- Vカットと部品の位置
- 基板端と部品の距離
- 基板取り数
- 高電圧基板に関して
- 鉛フリーはんだ仕様の設計仕様