ICの下はできるだけグランドを入れる ----- パターン設計開発支援サイト
プリント基板設計に関する考え方を紹介します。
■ICの下はできるだけグランドを入れる
プリント基板を設計する際、QFPなどICの部品下を配線する場合が
あります。
下記左側の例では、
QFPの部品下に配線があり、
GND(水色)がほとんどない状態となっています。
この場合、部品下の配線パターンが、
IC自体から輻射されるノイズの影響を受ける可能性があります。
下記右側の例では、
QFPの部品下は全てGND(水色)としており、
信号・電源配線は部品の外側に引き出しています。
配線スペースの制約もありますので、
全ては難しいこともありますが、部品下の信号配線は最小限と
するのが望ましいです。
部品下にグランドパターンを入れることでEMIを減少させています。
また、放熱の効果もあります。


- 直角配線
- ベタとの配線バランス
- 部品極性シルク
- リターンパス
- GNDプレーン分断
- パスコンの配置
- ICの下はできるだけグランドを入れる
- T分岐配線を避ける
- シルク文字の配置
- Vカットライン付近のシルク
- 部品パッド-ビア間のレジスト間隔
- スルーホール接続の鋭角パターン
- フォトカプラの配線
- VR(可変抵抗)の配線
- トップビュー/ボトムビュー①
- トップビュー/ボトムビュー②
- 円形基板の面付け
- 電解コンデンサの部品サイズ
- 部品パッケージ
- 電流に対してのパターン幅
- 基板認識マークの位置
- ミシン目と部品の位置
- Vカットと部品の位置
- 基板端と部品の距離
- 基板取り数
- 高電圧基板に関して
- 鉛フリーはんだ仕様の設計仕様
- シミュレーションについて