円形基板の面付け | パターン設計開発支援サイト

プリント基板設計に関する考え方を紹介します。

■円形基板の面付け

  円形の基板を面付けする場合の注意点です。

円形基板.png

  画像(上)の図のように基板外形データを作成した場合、

 実際に製造される基板は、画像(中)のようになります。

 (ルーター加工の場合)

 ルーター(1mmなど)が入らない、

 捨て基板と製品基板との接続部分にバリが発生します。

 バリが発生しても問題ない場合は大丈夫ですが、

 筐体への取り付けなどに影響のある場合は、

 基板分割後にバリ取りの工程が必要となってしまいます。

 バリを発生させないためには、画像(下)のような対応が

 考えられます。

 スリットを捨て基板内まで延ばし、ルーターの可動範囲を

 確保しています。

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