円形基板の面付け | パターン設計開発支援サイト
プリント基板設計に関する考え方を紹介します。
■円形基板の面付け
円形の基板を面付けする場合の注意点です。

画像(上)の図のように基板外形データを作成した場合、
実際に製造される基板は、画像(中)のようになります。
(ルーター加工の場合)
ルーター(1mmなど)が入らない、
捨て基板と製品基板との接続部分にバリが発生します。
バリが発生しても問題ない場合は大丈夫ですが、
筐体への取り付けなどに影響のある場合は、
基板分割後にバリ取りの工程が必要となってしまいます。
バリを発生させないためには、画像(下)のような対応が
考えられます。
スリットを捨て基板内まで延ばし、ルーターの可動範囲を
確保しています。

- 直角配線
- ベタとの配線バランス
- 部品極性シルク
- リターンパス
- GNDプレーン分断
- パスコンの配置
- ICの下はできるだけグランドを入れる
- T分岐配線を避ける
- シルク文字の配置
- Vカットライン付近のシルク
- 部品パッド-ビア間のレジスト間隔
- スルーホール接続の鋭角パターン
- フォトカプラの配線
- VR(可変抵抗)の配線
- トップビュー/ボトムビュー①
- トップビュー/ボトムビュー②
- 円形基板の面付け
- 電解コンデンサの部品サイズ
- 部品パッケージ
- 電流に対してのパターン幅
- 基板認識マークの位置
- ミシン目と部品の位置
- Vカットと部品の位置
- 基板端と部品の距離
- 基板取り数
- 高電圧基板に関して
- 鉛フリーはんだ仕様の設計仕様
- シミュレーションについて