Vカットライン付近のシルク ----- パターン設計開発支援サイト
プリント基板設計に関する考え方を紹介します。
■Vカットライン付近のシルク
製品の小型化を行うため、
プリント基板も小型化・部品の高密度実装を行うことになります。
高密度実装となるとシルクの配置にも気をつける必要があります。
その一例です。

画像の例は、Vカットラインの直近の文字を配置しています。
(Vカットラインとの距離は0.2mmとなっています)
データ上は全く問題ないように見えます。
しかし、基板製作を行うと、文字の一番下側が消えてしまいます。
V溝のため、Vカットラインから0.4mmほどが削られてしまうためです。
EとFなど、文字によっては判読できなくなる場合もあります。
Vカットラインからは0.5mm以上離して文字を配置するようにします。

- 直角配線
- ベタとの配線バランス
- 部品極性シルク
- リターンパス
- GNDプレーン分断
- パスコンの配置
- ICの下はできるだけグランドを入れる
- T分岐配線を避ける
- シルク文字の配置
- Vカットライン付近のシルク
- 部品パッド-ビア間のレジスト間隔
- スルーホール接続の鋭角パターン
- フォトカプラの配線
- VR(可変抵抗)の配線
- トップビュー/ボトムビュー①
- トップビュー/ボトムビュー②
- 円形基板の面付け
- 電解コンデンサの部品サイズ
- 部品パッケージ
- 電流に対してのパターン幅
- 基板認識マークの位置
- ミシン目と部品の位置
- Vカットと部品の位置
- 基板端と部品の距離
- 基板取り数
- 高電圧基板に関して
- 鉛フリーはんだ仕様の設計仕様
- シミュレーションについて