VR(可変抵抗)の配線 ----- パターン設計開発支援サイト
プリント基板設計に関する考え方を紹介します。
■VR(可変抵抗)の配線
可変抵抗は、抵抗値を調整できる抵抗器です。
一般的に3ピンの部品となっており、
抵抗の端子2つと可変用の端子1つに分かれています。

画像右側の例は、
抵抗の端子と可変用の端子が接続されている状態です。
この場合、可変用の端子を調整することで、
抵抗値を変化させることができます。
画像左側の例は、
抵抗の端子の両側が接続されている状態です。
この場合、意図した抵抗値を得ることができません。
3ピンの部品は、
回路図のピン振りとフットプリントのピン振りの整合性に
注意する必要がありますが、左側の例は、ピン番号の整合が
とれていません。
回路図を意識しながらパターン配線を行うことで、
左側のような配線ではおかしいのではないかと
気づくことができます。

- 直角配線
- ベタとの配線バランス
- 部品極性シルク
- リターンパス
- GNDプレーン分断
- パスコンの配置
- ICの下はできるだけグランドを入れる
- T分岐配線を避ける
- シルク文字の配置
- Vカットライン付近のシルク
- 部品パッド−ビア間のレジスト間隔
- スルーホール接続の鋭角パターン
- フォトカプラの配線
- VR(可変抵抗)の配線
- トップビュー/ボトムビュー①
- トップビュー/ボトムビュー②
- 円形基板の面付け
- 電解コンデンサの部品サイズ
- 部品パッケージ
- 電流に対してのパターン幅
- 基板認識マークの位置
- ミシン目と部品の位置
- Vカットと部品の位置
- -基板端と部品の距離
- 基板取り数
- 高電圧基板に関して
- 鉛フリーはんだ仕様の設計仕様
- シミュレーションについて