VR(可変抵抗)の配線 ----- パターン設計開発支援サイト

プリント基板設計に関する考え方を紹介します。


■VR(可変抵抗)の配線
  
 可変抵抗は、抵抗値を調整できる抵抗器です。
 
 一般的に3ピンの部品となっており、
 抵抗の端子2つと可変用の端子1つに分かれています。
 

VRの配線.png


 
 画像右側の例は、
 抵抗の端子と可変用の端子が接続されている状態です。
 
 この場合、可変用の端子を調整することで、
 抵抗値を変化させることができます。
 
 
 画像左側の例は、
 抵抗の端子の両側が接続されている状態です。
 
 この場合、意図した抵抗値を得ることができません。
 
 
 3ピンの部品は、
 回路図のピン振りとフットプリントのピン振りの整合性に
 注意する必要がありますが、左側の例は、ピン番号の整合が
 とれていません。
 
 回路図を意識しながらパターン配線を行うことで、
 左側のような配線ではおかしいのではないかと
 気づくことができます。

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