直角配線 ----- パターン設計開発支援サイト
プリント基板設計に関する考え方を紹介します。
■直角配線をさける
基本的に直角配線はしないように注意して設計を行います。
直角配線の場合、以下の様な問題が発生します。
① オーバーエッチングにより
直角部分のパターンが細くなる可能性が高まる。
② 直角部分でパターン幅が広くなるため、
特性インピーダンスが変わる。
③ 反射のため、ノイズを発生しやすくなる。
②③は低周波であれば、影響はほとんどありません。
45°配線(135°配線)の場合も、
コーナー部分のパターン幅が若干広くなりますが、
45°配線とするのが一般的です。
影響が大きくなる高周波の場合は、円弧での配線が必要となります。


- 直角配線
- ベタとの配線バランス
- 部品極性シルク
- リターンパス
- GNDプレーン分断
- パスコンの配置
- ICの下はできるだけグランドを入れる
- T分岐配線を避ける
- シルク文字の配置
- Vカットライン付近のシルク
- 部品パッド-ビア間のレジスト間隔
- スルーホール接続の鋭角パターン
- フォトカプラの配線
- VR(可変抵抗)の配線
- トップビュー/ボトムビュー①
- トップビュー/ボトムビュー②
- 円形基板の面付け
- 電解コンデンサの部品サイズ
- 部品パッケージ
- 電流に対してのパターン幅
- 基板認識マークの位置
- ミシン目と部品の位置
- Vカットと部品の位置
- 基板端と部品の距離
- 基板取り数
- 高電圧基板に関して
- 鉛フリーはんだ仕様の設計仕様
- シミュレーションについて