基板認識マークの位置 | パターン設計開発支援サイト
プリント基板設計に関する考え方を紹介します。
■基板認識マークの位置
基板認識マークは、SMDをマウンタ実装する時に、
基板を認識するために使用します。
プリント基板設計には、基板認識マークを忘れずに配置します。
基板認識マークは、基板の対角に配置しますが、
基板端(角)からの距離が同じにならないようにします。
例として、
認識マークの一つを基板端からの距離X=5mm、Y=5mmとした場合、
もう一つはX=10mm、Y=5mmと、ずらすようにします。
マウンタに基板を投入したとき、マウンタは認識マークにより、
基板を認識します。
仮に投入方向を180°間違えてしまった場合、
2つの認識マークの位置が同じであれば、基板が誤って認識されて
しまいます。
気づかないと誤った位置に部品が実装されてしまいます。
2つの認識マークの位置が異なっていれば、基板を投入した時点で
マウンタの認識が取れず、間違いに気づくことができます。


- 直角配線
- ベタとの配線バランス
- 部品極性シルク
- リターンパス
- GNDプレーン分断
- パスコンの配置
- ICの下はできるだけグランドを入れる
- T分岐配線を避ける
- シルク文字の配置
- Vカットライン付近のシルク
- 部品パッド-ビア間のレジスト間隔
- スルーホール接続の鋭角パターン
- フォトカプラの配線
- VR(可変抵抗)の配線
- トップビュー/ボトムビュー①
- トップビュー/ボトムビュー②
- 円形基板の面付け
- 電解コンデンサの部品サイズ
- 部品パッケージ
- 電流に対してのパターン幅
- 基板認識マークの位置
- ミシン目と部品の位置
- Vカットと部品の位置
- 基板端と部品の距離
- 基板取り数
- 高電圧基板に関して
- 鉛フリーはんだ仕様の設計仕様
- シミュレーションについて