はんだの外観
外観的に見てよいはんだ付けとは、
・はんだが良く流れ、裾を引いていること
・フィレットに光沢、つやがあること
・はんだ過剰、不足やつや等の異常がないこと
が挙げられます。
一般的に富士山型が良好なはんだ状態と言われており、
評価ポイントとして
@濡れ性
富士山型でイメージされる様に、滑らかな裾野を引いていることです。
評価には濡れ角(θ)により判断され、この角が小さいほど
良好なはんだ状態とされています。
A光と光沢(つや)
一様な色と光沢のあることです。
はんだ付けの条件が不適切な場合、色や光沢にむらが出たり、
細かな凹凸は観測されることがあります。
Bはんだ量
量が不足するとテンプラなど未接合の原因となります。
過剰な場合は、隣接箇所と接触、ショートの原因ともなります。
C外観の異常
クラックやはみ出し等、外観の異常がないことです。