CADVANCE αIII Designの便利な機能・過去にお問い合わせのあった
機能などを紹介します。
■シルク文字の方向統一
プリント基板のリファレンスシルクの向きに関しては、
2方向(0°と90°など)に揃えることが多いです。
規模の大きなデータでは、一つ一つ目視で確認・変更すると
見落としの可能性があるのでチェックが可能でしょうか、
というお問い合わせをいただきました。
オプションである「バッチ型MRC」を使用すれば、
文字方向のチェックが可能ですが、今回は代替の方法です。
「部品属性角度回転」を使用することで、
変更前後の文字の角度を指定して、まとめて変更します。
操作方法は、レイアウトエディタのメニューより
[部品番号]−[部品属性角度回転]を選択します。
「変更前角度」を「180」
「変更後角度」を「0」
と指定し部品を選択すると、
180°であった文字が0°に変更されます。
同様に、-90°の文字を90°に変更することで
2方向に揃えることができます。