ビルドアップ多層プリント配線板 | パターン設計開発支援サイト
■ビルドアップ多層プリント配線板
ビルドアップ多層プリント配線板は、1980年代後半に電子機器セットの
軽薄短小化要求に対応した高密度プリント配線板として開発された。
開発当初は、両面プリント配線板(あるいは、4層プリント配線板)上の
絶縁層に表面ビアを形成し、より薄い槽での高密度実装化を図った。
ビルドアップ多層プリント配線板は、通常の多層プリント配線板に比べて薄く、
かつ高密度実装が可能な為、その用途は、携帯性を要求される電子機器が多く、
ノートPC、デジタルカメラ、携帯電話及びその複合機、家庭用ゲーム機などの
デジタル家電機器、サーバ・ルータなどのネットワーク機器、半導体パッケージ用
サブストレートなどがある。
今後、高速周波数に対応するためにより誘電特性に優れた材料が採用される。
参考に工法を下記に記す。
(1)構造上の分類
①コア層有りのビルドアップ多層プリント配線板
②コア層無しのビルドアップ多層プリント配線板
③ビルドアップ多層プリント配線板をコア層としたビルドアップ多層プリント配線板
(2)ビア形成方法による分類
①機械式ドリル穴あけ法
②レーザードリル穴あけ法
③バンプ法
④フォトビア法
(3)層間接続方法による分類
①めっき方法
②導電ペースト埋込方法
③バンプ接続方法
(4)ビルドアップ層材料による分類
①補強材を含まない樹脂材料
②補強材を含む樹脂材料
詳しい話を聞きたい、依頼をしたいお客様は、下記よりお問合せ下さい。
info@art-denshi.co.jp
- 部品内蔵基板
- リジットフレキ基板
- 放熱基板
- 銅基板
- 高周波用基材
- セラミック基板
- 高熱伝道アルミベース基板(基材入り薄型高熱伝道材料)
- 部品内蔵電子回路基板
- メタル基板
- フレキシブル銅張積層板
- ビルドアップ多層プリント配線板
- ハロゲンフリー銅張積層板
- 部品内蔵基板
- 各種基材のお取り扱いについて
- パネルサイズ
- プリント配線板に使用する材料
- 電子回路基板
- プリント基板製作のお問い合わせ①
- プリント基板製作のお問い合わせ②
- プリント基板製作のお問い合わせ③
- プリント基板製作のお問い合わせ④
- プリント基板製作のお問い合わせ⑤
- プリント基板製作のお問い合わせ⑥
- プリント基板製作のお問い合わせ⑦
- フラックス
- ビルドアップ基板の層構成について
- SVHC 第14次追加物質
- AIS MSDSplus 管理対象物質リスト
- Vカットの深さ
- ハロゲンフリー基板
- インピーダンスコントロール
- アルミ基板について
- SVHC 第15次追加物質
- プリント基板の反り対策
- AIS MSDSplus 管理対象物質リスト 改定
- ソルダレジストの役割について
- ソルダレジストの工程について
- ソルダレジストの用途別タイプ
- フタル酸エステル系物質
- マーキングについて①
- マーキングについて②
- 導体パターン形成について
- プリント基板製造めっき工程
- 仕上がり銅箔厚について
- インピーダンス測定について
- CMRT 5.0について
- ワイヤーボンディングについて
- パターン間ギャップ
- 銅メッキ製造方法について
- プリント基板製作時に費用を抑える方法
- インピーダンスコントロール(テストクーポン)
- 薄い実装基板
- REACH 第18次SVHC追加8物質
- ユニバーサル基板製作
- リジットフレキ基板
- FR-4とCEM3の相違点
- AIS MSDSplus 管理対象物質リスト 最終改定