ウィンドウ表示 | パターン設計開発支援サイト

CADVANCE αIII Designの便利な機能・過去にお問い合わせのあった

機能などを紹介します。

■ウィンドウ表示

 CADVANCEでは、

 メインウィンドウ、サブウィンドウ、全体図ウィンドウの

 3種類のウィンドウがあります。

 サブウィンドウは、1〜3までが使用可能です。

 通常、メインウィンドウを使用していますが、

 合計5つのウィンドウを使用してのプリント基板設計が可能です。

 ウィンドウ表示の操作方法は、

 レイアウトエディタのメニューより

 [表示]−[ウィンドウ表示]を選択します。

 このとき、左側に「レ」点のチェックが入っていると、

 「全体図ウィンドウ」が表示されます。

ウィンドウ表示.jpg

 「全体図ウィンドウ」上で、右クリックすると、

 サブウィンドウ1〜3表示が選択できます。

 それぞれに異なる表示レベル、ミラー表示設定が可能です。

 ミラー表示設定の方法は、下記リンクより確認をお願いします。

 ■ミラー表示

 http://www.kaihatsu-support.com/article/15303776.html

tit_pattern.gif

ミラー表示 | パターン設計開発支援サイト

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機能などを紹介します。

■ミラー表示

 B面のシルク編集時など、文字がミラー表示されていると、

 判別しにくく、また、向きを間違えてしまう可能性があります。

 その場合は、表示をミラー状態に変更することができます。

 操作方法は、

 レイアウトエディタのメニューより

 [表示]−[ミラー表示]を選択します。

 「ミラー表示」ウィンドウが表示されますので、

 ドロップダウンリストから、表示を選択します。

ミラー表示.jpg

  無し:通常(ミラー表示は行われません)

  X  :X方向のミラー表示となります。

  Y  :Y方向のミラー表示となります。

  XY :XY方向のミラー表示となります。

 ※ テキストなどの回転方向は、

   座標方向に対しては変更されませんので注意が必要です。

    ミラー無しの状態では、

   反時計回りに90度ずつ回転していたものが、

   Xミラー表示の状態では、

   時計回りに90度ずつ回転して表示されます。

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ハイライト表示 | パターン設計開発支援サイト

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■ハイライト表示

 プリント基板のパターン配線中に、信号名を調べるために、

 ひとつひとつの配線をクリックすることは、手間になってしまう

 こともあります。

 この場合は、

 ハイライト表示機能を使用すれば、カーソルを合わせるだけで、

 信号名の他、幅(APT)なども表示され、情報を得ることができます。

ハイライト表示.jpg

 部品シンボルの場合は、リファレンス・シンボル名・配置面を

 知ることができます。

 操作方法は、

 レイアウトエディタのメニューより

 [表示]−[ハイライト表示]を選択します。

 このとき、メニューの左側に「レ」点が入っていれば

 ハイライト表示が「ON」となっています。

 ハイライト表示の色の設定は、

 [表示]−[表示モード設定]で行います。

  ※ すべての図形がハイライト表示されると煩わしく感じる場合は、

    Maskにより、線分のみ、部品のみを選択すると、

    必要な情報のみ得ることが可能です。

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逆ネット出力 | パターン設計開発支援サイト

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■逆ネット出力

 「逆ネット」とは、プリント基板設計のCADデータから出力した、

 ネットリストのことです。

 回路図から出力されるネットリスト(正ネット)と

 CADデータのネットリスト(逆ネット)を比較し、

 間違いのないことを確認します。

 また、

 正ネットが無い状態から、CAD上で配線を行った場合も

 逆ネット出力は可能です。

 スタートメニューから

 [CADVANCE αⅢ-Design]−[バッチ型ERC]を選択します。

 「ネット差分」のチェックがONとなった状態で実行すると、

 「*.dnet」が作成されます。

 CADVANCEの逆ネットは、部品情報と配線情報となります。

 ネットグループ情報、電源ネット情報、グランドネット情報は

 含まれません。

 ネット名は「N00001」からの連番で付けられます。

 元の接続情報のネット名とはなりません。


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図形色設定 | パターン設計開発支援サイト

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■図形色設定

 ネットごと、部品ごとに図形の色を設定することが可能です。

 レイアウトエディタのメニューより

 [表示]−[図形色設定]を選択します。

 ラジオボタンにより設定/解除を選択します。

 検索モードも同様にラジオボタンにより、ネット/部品が

 選択可能です。

 例えば、

 色をオレンジにしておき、「ネット」を選択し、

 検索文字列に ネット名「CLK」を入力、[Enter]キーを押すと、

 「CLK」の配線がオレンジに変更されます。

 検索文字列には、ワイルドカード[*]も使用可能です。

 検索文字列「CLK*」などとすることができます。

 全ての表示設定を解除する場合は、

 検索文字列を「*」のみとすることで解除できます。

 部品検索モードでは、

 デフォルトのリファレンス(PRTN)のほか、

 シンボルファイル名(PTYN)、部品型名(SCHEMA)の

 選択が可能です。

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パック | パターン設計開発支援サイト

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■パック

 検図データをメールで送付する場合、データ容量が大きいと

 メールに添付できないことがあります。

 パック機能を使用し、未使用の定義データを削除することで、

 ファイル容量を小さくすることができます。

 レイアウトエディタのメニューより

 [ファイル]−[パック]を選択します。

 チェックボックスにより下記4点を指定可能です。

 「未使用のシンボル形状削除」

   一度使用した部品シンボルのデータは、

   基板データ上で削除しても、

   パートファイルのデータ中には残った状態となっています。

   このデータを削除します。

 「未使用のパッドスタック削除」

   使用されていないパッドスタックの定義データを削除します。

  「未使用のパッド形状削除」

   使用されていないパッド形状の定義データを削除を削除します。 

  「未使用の幅設定データ削除」

   使用されていない、幅の設定データを削除します。

   実行ボタンにより処理を開始します。

パック.jpg
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部品属性位置確認(リファレンスシルク確認) | パターン設計開発支援サイト

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■部品属性位置確認

 プリント基板設計において、

  部品点数が多く、また、部品の実装密度が高い場合、

 リファレンスシルクの編集・確認作業もたいへんです。

 隣り合った部品のシルクが入れ替わっていても、ERCなどでは

 見つけることができないため、目視による確認が必要となります。

 部品点数の多いプリント基板であると、

 確認済であるか未確認であるか、わからなくなってしまい、

 同じ箇所を何度もチェックしてしまうこともあると思います。

 その場合は、部品属性位置確認機能を使用すれば、

 確認済であるか、未確認であるか明確となり、

 余分なチェックや確認漏れを防ぐことが可能です。

部品属性位置確認60.jpg

 レイアウトエディタのメニューより

 [ツール]−[部品属性位置確認]を選択します。

 ※ 表示モード設定で関係線表示(部品番号)を設定しておく

   必要があります。

 チェックしたい部品をクリックするとブリンクし、

 右クリックで確認済となります。

 確認済となると関係線が非表示となり、

 確認済であることがわかります。(画像左側の赤丸)

 また、画面右側の表に確認済の「*」が表示されます。

 確認済の部品に対して、移動・テキスト移動などの編集を

 行った場合は、再度未確認状態となりますので、

 確認漏れとなることはありません。
 
 

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フォトデータ取込(ガーバー取込) | パターン設計開発支援サイト

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■フォトデータ取込

 パートファイルにフォトデータ(ガーバーデータ)を
 取り込む機能です。
 
 ※ Windowsのスタートメニューから行う「ガーバー入出力」の
   簡易版となっています。
  
  標準ガーバー/拡張ガーバー
  絶対座標/相対座標
  整数部、小数部の桁数
  等の基本的な設定は可能となっています。
 
 
 以下、操作方法です。
 
 レイアウトエディタのメニューより
 [変換]−[フォトデータ取込]を選択します。
 


フォトデータ取込.jpg


 1レイヤーごとにフォトデータファイル、入力レベルなどを
 指定していきます。
 
 1レイヤー設定後「次ページ」をクリックし、次のレイヤーの
 設定を行います。
 
 全ての取り込み設定が完了後、「実行」ボタンをクリックします。
 
 これにより、フォトデータがパートファイルに取り込まれます。
 
 
 詳細な設定が必要な場合は「ガーバー入出力」機能を使用し、
 フォトデータ取込みを行います。

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ランドカット | パターン設計開発支援サイト

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■ランドカット


 ピッチの狭いリード部品のランドを作成する場合や、

 ランド間のクリアランスを大きくしたい場合、ランド間に

 パターンを通したい場合などには、カットランドを使用します。

 部品シンボル自体を編集すること無く、

 レイアウトエディタ上で部品シンボル内のランドをカットし、

 カットランドを作成することも可能です。

 レイアウトエディタのメニューより

 [シンボル修正]−[ランドカット]を選択します。

 カットされるランドを選択、カットする図形を選択後、

 右クリックするとランドがカットされ、カットランドが 作成されます。

ランドカット_80.jpg

  上がランドカット前、

  下がランドカット後です。 

 ※事前準備として、置換え用のパッドスタックの設定が

  必要となります。

  気をつけるポイントとしては、置換え用パッドスタックの

  ネガ層のパッドは残しておくことです。

  この設定が行われていないと、ランドカットは実行できません。

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テキスト分解(例:抜き文字作成) | パターン設計開発支援サイト

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■テキスト分解


 テキストを分解し、ライン(線分)データにすることが可能です。

 レイアウトエディタのメニューより

 [編集]−[テキスト分解]を選択します。

 分解するテキストデータを選択後、右クリックすると、

 テキストが分解され、1つずつの線分データとなります。

 例えば、シルクなどで抜き文字を作成する場合に使用します。

 抜き文字を作成するためには、

 面を作成し、文字部分をカットする必要があります。

 レイアウトエディタのメニューより

 [作画]−[面合成/カット]を選択し、

 「処理内容」を「面カット」とします。

 処理する面を指定後、カットする図形要素を選択し、

 右クリックで実行すると、面がカットされます。

 このとき、カットする図形要素でテキストは選択できませんので、

 テキストを分解して、線分にしておく必要があります。

 その後、線分データを削除して抜き文字が完成します。

テキスト分解-抜き文字.jpg
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ミラー移動/複写 | パターン設計開発支援サイト

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■ミラー移動

 図形をミラー移動することが可能です。

 レイアウトエディタのメニューより
 [編集]−[ミラー移動]を選択します。

 移動する図形を選択後、右クリックし、
 ミラー移動する軸を指定します。

■ミラー複写

 図形をミラー複写することが可能です。

 レイアウトエディタのメニューより
 [編集]−[ミラー複写]を選択します。

 以降の操作方法はミラー移動と同様です。


どちらもデフォルトでは、「部品」はマスクされているため、
ミラー移動/複写はされませんが、
マスクの「部品」をONにすると、移動/複写が可能となります。

ただし、
部品シンボル自体にもミラーがかかるため、注意が必要です。
(実行前にワーニングメッセージが表示されるため、
 確認をお願いします)

ミラー移動複写ワーニング.jpg




例えば、
3ピンのトランジスタをミラー移動してしまうと、
ピン振りが逆になってしまいます。

パッド形状は問題ないように見えますが、
B・C・Eが逆になっています。
(右がミラー複写後の部品です)

ミラー移動複写70.jpg
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テキスト移動 | パターン設計開発支援サイト

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機能などを紹介します。


■テキスト移動

 シルクのリファレンス番号などテキストを移動する場合は、
 テキスト移動コマンドを使用します。
 
 レイアウトエディタのメニューより
 [編集]−[テキスト移動]を選択します。
 
 
 部品移動と同様に右クリックで回転が可能です。
 
 
 部品シンボル内のテキストも、テキスト移動で移動可能です。
 
 デフォルトの状態では、「処理対象部品属性」が
 「部品番号」となっているため、「部品番号」のみが移動可能です。
 
 コネクタのピン番号などの場合は、「処理対象部品属性」の
 「シルク」を選択することで、移動可能となります。
 
 
 「処理対象部品属性」の選択肢としては、
 「部品番号」「複写部品番号」「部品型名」「部品ファイル名」
 「ユーザー」「シルク」
 があります。
 
 画像は、
 「シルク」を選択し、コネクタのピン番号「1」を移動している
 状態です。
 (ブリンクしているため、白くなっています)

テキスト移動70.jpg
tit_pattern.gif

フォント設定 | パターン設計開発支援サイト

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■フォント設定


 CADVANCE αIII Designでは、2種類のフォントが使用可能です。

 ① $CADV_USER/appl/font/gerber. bin  (画像上)

 ② $CADV_USER/appl/font/gerber2. bin  (画像下)

フォント事例_70.jpg

 ほとんど同じ形状もありますが、数字の「0」などが異なります。

 変更方法は、環境定義エディタにより設定します。

 スタートメニューから

 [CADVANCE αⅢ-Design]−[環境定義エディタ]を選択します。

 [編集]メニューから「ユーザー定義」または「サイト定義」を

 選択します。

 「その他各種パラメータファイル」の「フォントバイナリファイル名」

 を変更することで切り替えることができます。

フォント設定_80.jpg

 ※注意事項

   フォント情報は、使用する端末で設定を行います。

   パートファイル内には、フォント情報を保持しておりません。

   1つのパートファイルを設定の異なる端末で開くと、

   表示も異なります。

   ガーバー出力時も、

   環境定義エディタで設定されたフォントとなります。

  パートファイルを開いた時、環境定義エディタの設定と

  パートファイル内に保持されているフォントファイル名が

  一致していない場合はメッセージが表示されます。

tit_pattern.gif

DXFデータ取込 | パターン設計開発支援サイト

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■DXFデータ取込
 複雑な形状の基板外形を作成する場合、

 全てを入力すると、工数がかかってしまいますし、

 ミスが発生する可能性もあります。

 この場合、基板外形のDXFデータがあれば、Designに取込み、

 使用することが可能です。

 レイアウトエディタのメニューより

 [変換]−[DXFデータ取込]を選択します。

 「DXF入力ファイル名」を選択し、「単位系」などを確認します。

 「レベル情報読み込み」をクリックし、

 取り込むレベル、APT/幅を選択し、実行することで、

 指定のレベルにデータを取り込むことが可能です。

 データはラインとなっていますので、編集が可能です。

DXF取り込み.jpg
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メッシュプレーン作成 | パターン設計開発支援サイト

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■メッシュプレーン作成

 ビアを挿入することができなく、
 大きなベタ面となってしまうのを防ぐために、
 メッシュプレーンが必要となる場合があります。
 
 この場合、作成済みのベタ面に対して、中抜きを追加し、
 メッシュプレーンにすることが可能です。
 
 
 レイアウトエディタのメニューより
 [配線]−[メッシュプレーン]を選択します。
 
 中抜きの形状(丸・角)・サイズ・間隔・角度を設定し、
 作成済みのベタ面を選択、実行することで、
 簡単にメッシュプレーンを作成することができます。

メッシュプレーン作成1.jpg
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シンボル出力 | パターン設計開発支援サイト

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シンボル出力

 部品シンボル(*.pcsy)が無いが、部品を編集する必要のある場合、

 バッチ連続運転により、パートファイル(*.pcpa)から

 部品シンボル(*.pcsy)を出力することが可能です。

 スタートメニューから

 [CADVANCE αⅢ-Design]−[バッチ連続運転]を実行します。

 起動後、「機能名」のパラメータ入力から「シンボル出力」を

 選択します。

 「引数1」にパートファイル、

 「引数2」に出力先のフォルダを指定し、

 「実行」ボタンをクリックします。

 出力先のフォルダに、

 パートファイルで使用されている部品シンボルファイルが

 全て出力されます。

シンボル出力.jpg
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表示モード設定③ | パターン設計開発支援サイト

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表示モード設定 ③

 カーソルの形状変更、ハイライト表示の設定などが可能です。
 
 レイアウトエディタのメニューより
 [表示]−[表示モード設定]を選択します。
 
 下記はタブ「表示①」で設定します。
 
 
 ネガ表示
  ネガレベルの反転表示を行うか指定します。
  
  する  : 作画されている図形が黒抜きで表示されます。
  
        内層ネガの場合、
        実際のパターンのイメージとなります。
  
        ※ レベル設定の「ネガ表示」を
         「ON」にしておく必要があります。
  
  しない : 内層分離線など、
        作画されている図形がそのまま表示されます。


  ※ 画像左側が「しない」、右側が「する」の表示状態です。

表示モード_ネガ表示.jpg
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プリセットレベル | パターン設計開発支援サイト

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機能などを紹介します。


■プリセットレベル

 プリント基板の設計時に、表示レベルを切り替えることが頻繁
 にあります。
 
 A面配線時には、A面パターン、A面部品外形、A面シルク
 B面配線時には、B面パターン、B面部品外形、B面シルク
 など、決まったレベルを表示していると思います。
 
 その他、設計者により多少異なりますが、A面シルク編集、
 B面シルク編集など特定の表示パターンがあると思います。
 
 
 その都度、表示レベルをひとつずつ選択するのは手間が
 かかってしまいます。
 
 この場合、「プリセットレベル」を使用することで、
 1クリックであらかじめ設定しておいたレベルを表示することが
 可能となります。
 
 
 最初に[表示]−[プリセット/ショートカット設定]により
 設定を行います。
 
 その後[表示]−[プリセットレベル]をオンにしておくことで
 選択ウィンドウが表示されますので、
 この選択で表示を切り替えることができます。

プリセットレベル設定.jpg
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面面積計算 | パターン設計開発支援サイト

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機能などを紹介します。


■面面積計算

 面の面積を算出することが可能です。
 
 
 放熱パターンなどベタパターンの確保が必要な場合があります。
 
 単純な図形(正方形、長方形)であれば手計算でも算出できます。
 
 しかし、プリント基板のスペースの都合上、いつも単純計算で
 算出できるとはかぎりません。
 
 複雑な形状にならざるを得ないと思います。
 
 
 レイアウトエディタ上で、
 [ツール]−[面面積計算]を選択し、図形を選択します。
 
 対象図形は、面だけではなく、
 線分・円弧・長穴・面・ティアドロップ・部品・ポイント・
 バイア・テキスト・寸法線が選択可能です。
 
 図形を選択するごとに面積が画面下部に表示されます。
 
 続けて図形を選択していくと面積の合計が表示されていきます。
 
 
 「ドリル穴」のチェックボックスは、下記となります。
 
  ON : ドリル穴をくり抜いた面積
  OFF : ドリル穴を考慮しない面積

面面積計算.jpg
tit_pattern.gif

シルク図展開 | パターン設計開発支援サイト

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■シルク図展開


 プリント基板上に配置する部品の密集度が高くなりますと、

 部品外形のシルクが、隣の部品のシルクにかかってしまうことが

 あります。

 部品外形ラインであれば、シルクカットによる対応も可能ですが、

 極性を示すものであると、シルクカットにより消えてしまうと

 部品実装時に不都合が生じる可能性があります。

シルク図展開.jpg

 部品シンボルをシンボルエディタで編集し、シンボル更新を行う

 対応では、基板上の同一シンボル全てが更新されるため、

 この対応では難しいです。

 このような場合は、「シルク図展開」を使用することで、

 基板上の対象部品シンボルのみを編集することが可能となります。

 レイアウトエディタ上のメニューより

 [シンボル修正]−[シルク図展開]を選択し、「展開レベル」を

 入力後、対象部品を選択し、実行します。

 これにより、部品シンボル内にあったシルク図形が編集可能と

 なります。

 編集後は、[シンボル修正]−[シルク図追加]により、

 部品シンボルに一体化します。

 ※ 「シルク図展開」というメニュー名となっていますが、

   シルク以外のレイヤーの選択も可能です。

tit_pattern.gif

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